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SUNNY PLACE

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白山眼鏡店でメガネを作る

子供の頃から目が悪く、ハードコンタクトレンズの使用歴が20年を迎えようとしてたのだが、PCを仕事で一日中使うようにもなり、そして、年を取ってくると涙の分泌が減るのか、最低限の時間しかコンタクトレンズが使えなくなってきていた。そろそろ眼鏡に切り替えるべきかと思い、いいメガネを作ることにした。これまで、JINSやZoffなど格安ブランドでしかメガネを調達していなかったが、物の良さを改めて感じてみたくなったこともある。999.9も捨てがたかったが、レトロな感覚の白山眼鏡店の直営店へ行ってきた。

いろんなレビューである通り、検眼がまずは非常に丁寧。眼科以上にノウハウ持ってるのでは?と思えるぐらい。左右のバランスや近くの見え具合など、多くの観点から度を選ばせてくれるのが非常に好感が持てた。フレームは、三万円弱のものにした。格安ブランドと違い非常に高い精度で作られていて、近くで見ると折りたたみ部分の丁寧さは違いが如実に出る。乱視の度を多少盛らなければならなかったが、幸い近視の度が3D程度だったのでフレーム・レンズ込みで4.5万円となった。

乱視入りなので多少時間かかることは覚悟していたが、加工は専門の工場で行うようで10日かかった。その間、楽しみにしながら、「メガネを作ってもらっている」というオーダーメイド待ちの期間を楽しみつつ、受け取ってみると、完全に格安ブランドと別物だと思えた。フィッティングの妙もあり、完全に頭にフィットして、ずり落ちてこない。一日に何度もメガネを引っ張りなおしていたのがうそのように感じる。逆に、完全にフィットさせられているのが違和感というところ。メガネのつるの最終カーブの曲げ方にかなりのノウハウがあるように思う。

受け取ってさらに10日間ほどたった今日、まだ完全にフィットされている感はなれないところだが、もはやコンタクトレンズには戻れない。毎日肌身離さず使うものでこれだけパフォーマンスに差が出るなら、格安ブランドの倍額でも非常に納得感がある。フレーム・レンズのハード的な部分以上に、検眼やフィッティングといったノウハウがメガネ作りに圧倒的な影響を与えるのがよくわかった。なにも白山眼鏡店ではなく、町の熟練メガネ店も同じことができたのかもしれないが、今や格安メガネ店のビジネスモデルが圧巻してしまっていることに少しさみしさを感じざるを得ない。

基本的には、物やサービスは売れる限り(利益が出る限り)圧倒的に正しいと思っている。100均だろうが、格安メガネだろうが相応に評価されてるビジネスモデルである。それそのものを否定する気は全くないが、白山眼鏡店のようなソフト面を重視した高付加価値戦略は日本企業がさらに躍進するための重要なノウハウを踏んでいるような気がした。

#日本のメガネ屋さんプロモーションへたくそだな。受注が増えすぎると品質を保てないからわざと絞ってるのか・・・